むーばりずむ マルチリンガルな人生論

京都出身のゆとり世代。日、英、仏(少々)のマルチリンガル。京都→パリ→セネガル→モロッコ→スペインの旅なう。

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セネガル人と話して気付いた日本人が恵まれているほんとうの理由

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知人のセネガル人は、日本人であるぼくにこう言った。

 

「お前はどうしてセネガルでビジネスをしないんだ?」と。

 

  

知人のセネガル人がこう言うのにはワケがある。

まず紹介しておきたいのはセネガルの物価。

セネガルの物価は日本の半分以下、もっといえば1/4以下かもしれない。

 

例えば、セネガルのちょっといいレストランで外食をしたとする。

そのちょっといいレストランでは、セネガルの名物料理「チェブジェン」や「ヤッサ」を食べることができる。

そしてフランスパンのおかわりもできるし、食後にはコーヒーサービスまで付く。

もちろん、美味しいしお腹いっぱいになる。

 

それでぼくらはいくら払わなければならないか。

 

1500CAF、

日本円で300円だ。

 

その一方、日本で外食をすれば1000円を超えることは間違いないと思う。

格安レストランの代名詞サイゼリヤで「ミラノ風ドリア」「ハンバーグ」「ライス」を注文すれば1000円を超える。

ライスのおかわりはできないし、食後のコーヒーは別料金、もしくはドリンクバーになるだろう。

 

セネガルと日本の物価にはこれだけの差がある。

 

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そしてセネガル人の賃金について。

セネガル人の平均年収は10万円ほどと言われている。

 

年収が10万円だ。

なので月給は1万円以下ということになる。

 

その一方で、日本の平均年収は300万円ほど、月給20万円といったところかと思う。

これはあくまで正社員の平均収入で、非正規雇用(アルバイト)なら月収10万円がいいところかと思う。

 

しかし日本人は1ヶ月のアルバイトでセネガル人の年収を稼ぐことができる。

賃金についてもこれだけの差があるということは理解してもらえただろうか。

 

 

 

そして本題。

知人のセネガル人の言葉を少し紹介すると、

 

「お前はどうしてセネガルでビジネスをしないんだ?」

「もしおれが日本人だったら、働いてお金を貯めてセネガルでビジネスをする」

「いや、おれが日本人じゃなくてもいい。日本に行って働くことができるならそれだけで良い」

「おれには妻と子どもがいるが2〜3年は我慢してもらって、その代わりに日本でお金を稼いで、それをセネガルに持って帰ると思う」

「CFA(セネガル通貨)と円のパワーにはそれだけの差がある」

 

 

ぼくたち日本人はセネガルに行く時にはビザはいらない。

セネガルに行くための航空券代、ホテル代だって、3ヶ月バイトすれば稼ぐことができる。

 

でも逆は違う。

セネガル人は日本に来ることなんて滅多にできない。

セネガル人は日本に来るためには、まず日本国内に知り合いが必要。

セネガル人は招待されない限り、日本に入る権利すら無い。

 

そして

セネガル人の平均年収から考えると、日本に来るためには5年は働かなきゃいけない。

5年間、節約生活を続けてようやく日本に1週間滞在できるかどうか。

 

ぼく自身も日本でお金を貯めて、生活費のかからない国へ移住することを考えたことがある。

しかし、逆の立場を考えたことはなかった。

 

そうしてみると日本人は本当に恵まれていると思った。

日本に生まれたというだけで恵まれたことなんだと思った。

こういう発想は、日本だけで生活している限り出てこないとも思った。

 

ぼくは、これから何かが変わるわけではない。

でもこういう発想を持っておくだけでも何かが違う気がする。

たったこれだけのことでもセネガルに来てよかったと、そう思える。

 

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